糸魚川青果卸売市場ブログ

小さな町の小さな市場よりおいしい旬の産物をご紹介いたします。

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春きゅうり接ぎ木作業見学

御三方

先日の「糸魚川青果地場生産者懇談会」でも
ご報告させていただきましたが、平成24年度実績によれば


弊社の年間きゅうり販売数量の69%が糸魚川産きゅうり

なのです。


その糸魚川産きゅうりの販売数量の8割が
市内田屋の「中野園芸組合」産
となっております。

弊ブログでも登場回数の多い「中野園芸組合」さん(構成員は二軒)ですが、

昨年の反省会時に

「一度接ぎ木作業を見せてもらえませんか?」

という勝手なお願いをしておりました。


昨日21日の午前に接ぎ木作業が行われるとの
ことでしたのでとり急ぎ伊藤善勝氏のハウスへ寄らせていただきました。


田屋
当日は大雪に。雪に埋もれた田屋地区へ。



ハウス
ご自宅の目の前にあるビニールハウス。お邪魔いたします。



sagyo
「接ぎ木」とは、簡単にいうと南瓜の根っこに胡瓜の幼木を挿して
くっつけ、病気に強く収穫量の多い胡瓜を育てる技術です。



yosikatu
伊藤善勝さん。H23年度の緑白綬有功賞受章は記憶に新しいところ。




ito
接ぎ木作業中の(ご親戚の)伊藤さん。毎年作業をお願いしている大ベテランの方。
昨年の反省会でもご一緒させていただきました。


台木
台木の南瓜「ときわゴールドG」。



sha-pu
接ぎ穂のきゅうり「シャープ1」。



tugi
台木と接ぎ穂にカッターで切り込みを入れ、挿しこみ合わせクリップで止めます。
本日はこの作業を750本ほどされるそう。


tugigo
挿しこみ終了の図。くっつく(活着)に12日ほどかかります。
そのあと、接ぎ穂である胡瓜の根を切り、定植することになります。



これは「呼び接ぎ(よびつぎ)」という方法だそう。
最初から双方の根を切って挿しこむ「断根挿し接ぎ」という
機械によるやり方もあるそうですが、
伊藤家はすべて手作業の「呼び接ぎ」で行われているそうです。


narabe
活着するまでのハウス内の温度管理がとても重要なんだそうです。
ほとんど離れずに小まめに温度調節されるというお話でした。


元々は別々の植物を合体させるこの方法。
中にはうまく活着しないものもあるそうです。
高い歩留まりとなるよう心から祈念申し上げます。



弊市場への出荷は4月10日前後となる見込みです。
丹精込めた春きゅうりの出荷をどうぞお待ちください。
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