糸魚川青果卸売市場ブログ

小さな町の小さな市場よりおいしい旬の産物をご紹介いたします。

<< かぶ | main | たまねぎ苗 >>

柿ばなし

専: 今日は「柿」のことを伺おうと思います。今まで「柿」については、「江戸一(えどいち)」とか「富有(ふゆう)」とか、いくつかの品種をブログで取り上げてきたんですが、地場物だけでもたくさん種類があって、なかなか覚えられません。
江戸一
「江戸一」
富有2
「富有」

ス: 皮に黒いヒビ状の模様がある「江戸一」、平たい形の「富有」は甘柿ですね。他に甘柿では今日出荷されてましたけど「妙天(みょうてん)」、「三国一(さんごくいち)」なんかがあります。
妙天
「妙天」
三国一
「三国一」

マ: 「三門(みかど)」っていう甘柿もありませんでした?

ミ: ありましたね。最近見かけません。

専: 皆さん品種名を言うとパッとその絵が浮かぶんですか?

ス: ある程度は判りますね。ずっと毎年見てますからね。他に渋柿だと「八屋(はちや)柿」とか「八珍(はっちん)柿」などが。
「八珍」は普通さわして(焼酎漬けにして)食べますが、「八屋」はそのままおいておくと果肉がポタポタに変わってきます。それをそのまま食べます。
はちや2
「八屋」

専: 好きな品種ってありますか?

マ: 私は「江戸一」ですね。

ミ: 私もです。

ス: 私は「八珍柿」。さわして食べる渋柿で種がありません。

専: ヤ:さんは?

ヤ: 家に何種類か柿の木があって毎年食べてますが、名前を知らないまま「甘柿」ということで食べてましたね。今皆さんからそんなにいろんな品種名がでてきて驚いています。

専: 他にも今名前の出てきてない品種ってありますか。

マ: 子供の頃「まめ柿」って呼んでましたが、指先くらいの柿があったように思います。種ばっかりの。品種名はわからないのですが、雪の中に見たような。あと山奥の柿を採ってきて漬けた「渋柿」の「漬け柿」を家で食べていた記憶があります。

専: 「漬け柿」ですか。しょっぱ甘いって感じですかね。あまり聞いたことないですね。「たくあん」を漬ける時に「柿の皮」を一緒に漬けて風味付けする、というのは前にお聴きしました。
 ところで、これは「甘柿」、これは「渋柿」っていうのもパッと判るものですか?

マ: 大体わかるかなと思います。見れば。ちなみに果肉に黒いゴマ状の斑点があれば「甘柿」ですね。

ヤ: でも家の柿で、「甘柿」だと思って食べていくと最後のほうで渋かった、というものも時々ありますね。甘柿になりきれていないものが。

専: 皆さんお家に柿の木があるみたいですね。この間、新聞で都道府県別の「柿」購入額ランキングって記事がのってたんです。新潟県は最下位の5県に入ってたんですが、家になっているのを食べたり、もらったりするからお店では買わないのかなと思いました。逆に生産地でも贈答などで購入額が高い県もあったり興味深かったんですが。

マ: 確かに家にあれば、わざわざお金出してまで、という感じはあります。毎年そこそこの量を食べているとは思います。今でも晩秋に柿を軒に干す風景は珍しくないですよね。昔から身近にある果物、という感じです。

ミ: 干し柿はお茶うけに人気がありますよね。ほんとに甘ーいんですよね。地場でも出荷されますが。
干し柿2
「干し柿」

専: 野菜については「在来種」はほとんど絶滅寸前ですが、柿については土着の品種が残っているかもしれませんね。今年は注意深く地場柿の品種を見ていきたいと思います。ありがとうございました。
                                <おわり>

注)「八屋柿」...「蜂屋柿」という品種があるようだが、地場物の「はちや柿」と同一かは不明。今回は当社の品名登録表記によった。
女子社員懇談会 | comments (0) | trackback (0)

Comments

Comment Form

Trackbacks