糸魚川青果卸売市場ブログ

小さな町の小さな市場よりおいしい旬の産物をご紹介いたします。

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栗(くり)ばなし

専> 今日は季節を先取りして栗の話で。
 地物の栗はさすがにまだ出荷されてませんが、
 栗ってどう使われてますか?

ス> そのままゆでて皮をむいて食べるのは
  料理じゃないですしねえ。

ミ> 栗ごはんですかねえ。

マ> 私も料理といわれてもあんまり。栗ごはんですね。

専> 栗ごはんかあ。うちの実家はあんまり作って
 なかったからなあ。よく知らない。どれくらい
 作られてますか?

マ> 出回り時季に二回くらいでしょうか。

ミ> 私もそれくらいですね。栗の外皮と渋皮を
 むいてから米のとぎ汁に一晩つけて渋ぬきを
 します。この渋皮をむくのが大変なんです。
 根気のいる仕事。渋抜きの後、お米に混ぜて炊くと。

ス> お米に混ぜる前に電子レンジで加熱して
 下ごしらえしませんか。

マ> 生のままで仕掛けると出来上がってから栗
 が固いままのことがあるんですよね。

ミ> 炊く量が少ないからじゃないですか?
 五合とか炊けば生でも大丈夫。
 お酒と昆布茶入れて。塩強めで。

マ> あと香ばしさをだすっていうか、
 私は栗をグリルで焼いてから混ぜます。
 あとは塩とみりんで。

ミ> ちょっと焼き色をつけるんですね。おいしそう
 です。栗の時季になるとあらかじめむいた栗を
 真空パックにしたものも出回ってますね。

専> 年中食べられるようにって?

ミ> いや、栗の出回り時季だけじゃないでしょうか。年中はないですよ。簡単ですけど風味としては生に敵わないと思います。

専> 栗っていえば「天津(てんしん)甘栗」って
 ありますね。私あれずっと「あまつ甘栗」だと
 思ってたんですよね。

ス> は?じゃ「天津丼」は?

専> 「てんしん丼」ね、そういえばそうですよね。
 全然気づかなかった。
 子供のころから天津(あまつ)神社のお祭りの
 沿道の出店でしか見てなかったから。
 天津(あまつ)神社で出される「あまつ甘栗」って。
 他の土地で見ても「あまつ甘栗」もずいぶんと
 広まってきたんだなあ、なんて。
  以前東京にいたころ、街で見かけて、
 「これ俺の故郷のだよ」っていったら
 一緒にいた人にものすごくビックリされたことある。

マ> 専務、全然料理の話になってないけど
 いいんですか?

くり競売
(9月11日の競売時)

                    (おわり)

注)天津(あまつ)神社 糸魚川市一の宮。
            毎年四月十日開催の
            けんか祭りで知られる。
 
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