糸魚川青果卸売市場ブログ

小さな町の小さな市場よりおいしい旬の産物をご紹介いたします。

おみやげばなし

し:久しぶりの「女子社員懇談会」ですが、
今日は「おみやげ」について伺おうと思います。
例えば帰省された自分の子供さんとか、ご親戚が帰られるとき、
また遠方から訪ねてきた方に何を「おみやげ」として渡したり、
送ってあげたりするのか。
「おみやげ」を選ぶことは、「市外に住む方に喜んでもらえる
(だろうと思う)地元の産物は何か」を考えることだと思うのですが。

マ:「青果物」でですか?

し:青果物じゃなくてもいいですよ。

ミ:わが家の場合は「汐するめ」ですね。身が「ぶ厚く」て、甘塩の
糸魚川の「汐するめ」は、帰省先の会津でも、とても喜ばれます。

し:だいぶ前になりますが、その「汐するめ」を名古屋に
持っていったことがあったんですけど、すごく好評でした。
「次は自分で買いたい」って口々に言われましたからね。

ミ:以前他所で、「汐するめ」を買ったことがあったんですが、
「いか」がペラペラで、透けそうなくらい薄かったですね。
塩も強くて、食べるとジョリジョリいうくらい。

し:保存食っぽいんだ。糸魚川のは、要冷蔵ですよね。

ミ:会津は、海に面していない内陸地ですし、今は物流が発達したから
違いますけど、以前は「お刺身」といえば「カジキ」くらいしか無かったものです。
魚は、あとクジラ肉くらい。魚種が豊富な糸魚川とは全然違います。

し:他のお二人はどうですか?

マ:わが家は、決まって「お米」か「お酒」ですね。

し:ふーん、新潟っていうと、やっぱり「お米」なのかなあ。
確かに「新潟県」だと地元産のお米、地酒というだけで
りっぱな「おみやげ」になるのかもしれない。
「米どころ」新潟ブランド。
「東京ばな奈」ってあるけど「東京」と「バナナ」は特別関係ないもんね。
おいしくていいんだけど。
「新潟」と「お米」のような結び付きはない気がしますね。

マ:わが家は、お米は毎年知り合いの方から玄米をまとめて買っているんです。
必要分をその都度精米して食べたり、送ったりしています。
毎日食べるものですし、おいしいってことで、とても喜ばれます。

し:精米は市内のあちこちにある「自動精米機」でですね。
わが家は袋入りの5kg米を買ってきて食べてるだけなんだよね。
都度精米するとおいしいんですか?

マ:それはおいしいと思いますよ。都度といっても10kg精米して
それを食べ終わったら、また次の分を精米、ということですけど。
あと、袋入りの米だと、新潟県産という表示でも、
(県内の)どこの産地のが入っているのか
よく判らないものもあります。
わが家の玄米だと100%糸魚川産ですから。

ミ:わが家も同じです。早川のK商店から玄米買ってます。

し:「自動精米機」って農家の人だけが使うものかと思ってた。
「おみやげ」のためじゃなく、普段の食事分から
皆さんそんな風に日常使いされてるんですね。
そういう「こだわり」っていいですよね。
お米文化度レベルが高いというか。

ス:わが家は少人数なので、精米された普通のお米を買っているんですけど、
他県の親戚に同じものを送ってあげると、それでもすごく喜ばれています。

〜 ここで玄米やお米の値段相場、各スーパーのお米特売日の話など。割愛します 〜

し:ところで会津の「おみやげ」といったら、何なんですか?

ミ:「喜多方ラーメン」とか「馬刺し」とかありますけど、
「まんじゅうの天ぷら」ですかね。アンコの入った薄皮饅頭を
衣をつけて揚げたものです。
 店頭でも買えますし、その場で出来立てを食べられるお店もあります。
おいしいですよ。ぜひ食べてみてください。

< お わ り >

懇談会開催日:平成23年1月12日
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「女子社員懇談会」テーマリスト

 どんどん平準化されていく「地方の食」について、
当社女子社員の個別の話から、消えていくローカルな
「糸魚川固有の食文化」の一端をあぶりだせれば、という意図で
淡々と続けてまいりました「女子社員懇談会」。

 社員の異動など諸事情で、しばらくお休みをいただいています。
この体裁で続けるかどうかは未定ですが、前述の企画テーマは継続して
今後も追及していくつもりですので、次の機会をお待ちください。

今までの全テーマのリストを更新しましたので、
個別テーマに興味をもたれた方はぜひご一読ください。

H22年 7月 「夏野菜カレーばなし」
      5月 「モーソ(たけのこ)ばなし」
      4月 「(わさび)みそばなし」
      3月 「わさびばなし」
      1月 「山菜水煮ばなし」
H21年 11月 「花野菜ばなし」
     10月 「根菜ばなし」
      9月 「かぼちゃばなし」
      8月 「H21地場キャンペーンをふりかえる」
      7月 「サラダごぼうばなし」
      6月 「キャンペーンばなし」
      5月 「春の豆ばなし」
      4月 「ぜんまいばなし」
      3月 「アスパラ菜ばなし」
      1月 「病人食ばなし
H20年12月 「なべものばなし
     11月 「秋のきのこばなし
     10月 「柿ばなし
      9月 「いちじくばなし
      8月 「なすばなし」
      7月 「トマトばなし
      6月 「らっきょばなし
      5月 「08山菜ばなし
      4月 「おひたしばなし
      2月 「かわりごはんばなし
      1月 「小豆ばなし
H19年12月 「おもちばなし
     11月 「山芋ばなし
     10月 「賞味期限ばなし
      9月 「つけものばなし
      8月 「夏のたべものばなし
      7月 「薬味ばなし
      6月 「つぶばなし
      5月 「07山菜ばなし
      4月 「春まつりばなし
      3月 「おみそ汁ばなし
      2月 「苦手なものばなし
      1月 「お雑煮ばなし
H18年11月 「野沢菜漬ばなし
     10月 「やつがしらばなし
      9月 「栗(くり)ばなし
      8月 「お盆ばなし
      7月 「梅、チソばなし
      6月 「06山菜ばなし
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夏野菜カレーばなし

し:先日(7月6日)の田沢小学校「夏野菜カレー」試食イベントご苦労様でした。

ミ:残ったカレーを後でちょっと試食しようと思っていたのに、
当たらなくて残念でした。

し:ゴメンね。絶対残ると思ってたんだけど、予想以上に売れちゃって。
 「もし食べられたら、お代わりしてもいいよ」って
 小学生の皆さんに言ったら、あれよあれよという間に
 完食となりました。

ヤ:鍋の縁に残ったカレーまで、キレイに
こそげて盛ったくらいです。(注:当日の盛り付け担当だった)
鍋

し:私は残った一皿をいただきました。
 野菜の食感も残り、おいしく食べられました。
 カレーのルーは市販の普通のものを使ってもらいましたが、
 食材の選択や仕上げはプロ(糸魚川駅前「膳処くろひめ」さん)に
 任せたものですからね。当然といえば当然なんです。
 
ミ:ところで野菜は何が入っていたんですか。

し:当日の案内は野菜が「16種類」でしたが、よく数えたら「18種類
」だった。失礼しました。

「一般的な具材」
玉葱、人参、メークイン、にんにく、トマト、かぼちゃ
「夏野菜」
きゅうり、丸なす、オクラ、ズッキーニ、枝豆、いんげん
「その他」
セロリ、キャベツ、レタス、ぶなしめじ、ほうれん草、コーン

でした。

ミ:そんなに入ってたんですね。すごい。

し:「夏野菜カレープロジェクト」の企画を県の担当者に伺ってから
 自宅で試しに作ってみたんです。
 最初に玉葱をよく炒めてから、水を入れずに具材をどんどん重ねて
加熱していったのですが、野菜自体から汁は上がってくるものの、
カレールーを溶かして煮込むほどの水分量はなかったんですね。
あるいは、トマトの量をもっと増やしたらよかったのかもしれない。
 いずれにせよ、多少なり水を途中で足す必要はあるかと思います。

マ:で、カレーは、どうだったんですか。

し:極端に汁気のないカレーになりました。
皿の上でルーが固まりになっている「野菜のカレー煮とごはん」って感じ。
でも家族にはすごく好評だった。
さっき挙がらなかった材料では、「大根」とか「カブ」とか
「生しいたけ」、「まいたけ」なんかを入れました。
この作り方から発展させていけば、原則、何でもいいんだよね。
野菜だけじゃなくて肉足してもいいんだし。
ただ、「玉葱、トマト、かぼちゃ」は必ずいれるってことで。

ス:「トマト、ナス」あたりは入れるかもですけど、
「きゅうり、レタス、セロリ、オクラ」あたりはかなりの冒険かと。

マ:意外と、わが家のカレーの具材って変えられないんですよね。

し:ワンパターン化してしまう。冒険して家族の不評を買うよりは、
ってところでしょうか。

ヤ:カレーは子供には人気のメニューなので、子供さんが慣れれば、
定着するんじゃないでしょうか。以前、自家菜園の人参の香りが
強すぎて、そのままでは子供が食べられないというので、
すりおろしてカレーにいれていた時期がありました。

ミ:すりおろせば大丈夫なんですね。

ヤ:トロミが加わって、それもおいしいんです。
そのカレーなら食べてましたから。

マ:今回挙がらなかった夏野菜では、「モロヘイヤ、ピーマン」
夏野菜じゃないけど「白菜」なんかを試してみたいですね。

し:個人的には「辛いカレー」が好きなんですけど、
「夏野菜カレー」は甘口のほうが、野菜の甘みが感じられていいのかも。
子供さんと一緒に食べられるところもいい。
この夏は、ぜひ一度メニューにとりあげていただきたいですね。

礼状
田沢小学校5年生全員と担任の先生からのお礼の手紙。
全従業員が全通を読ませていただきました。

懇談会開催日:7月21日

        <おわり>
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モーソ(たけのこ)ばなし

し:先日、原山(はらやま)の「たけのこ」を知り合いの方からもらいまして。
「たけのこ煮物」、「たけのこ味噌汁」にしていただきました。

ス:人気の「原山(はらやま)ブランドの「たけのこ」ですね。
竹林の土質がいいと昔から言われています。
今年は「たけのこ」の表年だから、市場への出荷量も多いですね。
私もいろんな方から、たくさんもらいました。

原山
「原山産たけのこ」5月13日競売より

ヤ:皆さんが、もらったり、あげたりしているのでは。
この時季の食卓は、
「たけのこごはん」、
「たけのこ煮物」、
「たけのこ味噌汁」
の三点セットが続いてしまうんですよね。
美味しいし、好きなんですが。

マ:でも食べ飽きたと思っても、しばらくすると
また食べたくなる。そういうものです。

し:「たけのこ」を掘った方から、「うちのはアクがない」
「うちでアク抜きをしたことがない」って伺ったものですから、
「たけのこ」をアク抜き無しで、そのまま薄切りにして、
「味噌汁」にしてみたのですが、
飲むと後味に若干イガラっぽい感じが。

マ:それは、もらってからすぐに作りました?

し:もらった日は、もう食事の用意ができていたので、
そのまま袋に入れて冷蔵庫に。
翌日はその「たけのこ」の半分を煮物にしました。
残りの半分で「味噌汁」を作ったのは、もらって二日後でしたね。

マ:ああ、それじゃダメですね。

ミ:掘り出しても、そのままだと「たけのこ」は「生きて」ますから、
たとえアク抜き無しだとしても茹でて「死なせ」ないと。

ス:「たけのこ」は、採ってすぐに料理しないと、「山に還(かえ)る」んだって
親からよく聞かされたものです。堅くなるとか、不味くなるということですが。

し:「たけのこ」が「山に還っちゃった」んだ。

ス:山菜類も同じです。すぐ食べないと「山に還る」んです。

し:「採ってすぐに料理する」というのも言うのは簡単ですけど、
実際やるのは難しいですね。私の家はけっこう野菜をたくさん食べる
方だと思いますが、二、三日前に買った野菜は冷蔵庫にザラにありますから。
 やっぱりアク抜きした方が無難なのかな。「米ぬか」入れて茹でるんですよね。

ミ:はい。「米の研ぎ汁」でもいいですよ。

し:「ごはん」は毎日食べるものだから、
「米の研ぎ汁」のほうが手軽みたいですね。

マ:それがね、忘れてしまうんですよね。
今まで何回、研ぎ汁を流した後にハッと気づいたことか。
わざわざ忘れないようにと台所の黒板に
書き留めておいたのに流してしまったり。
「米ぬか」をあらかじめ用意しておいたほうがいいです。

ミ:山菜類全般にそうですけど、食べるのは簡単なんだけど、
「皮むき」なんかの「掃除」や、「アク抜き」など
作る手間がなにしろ大変ですよね。
 「山竹」も今年はよく出荷されてますけど、皮がピッタリしている
ので、むく時に爪の間に皮が入るのが痛くて大変なんです。

し:そうなんだね。私は出荷者からお聴きした通りに、
「山竹」は「皮のまま焼きましょう」ってブログに書いてましたが。

フラッシュ
「山竹」。5月14日競売分のフラッシュ撮影版

ミ:「山竹」の皮に縦にまっすぐ1本切れ目を入れてから
焼くといいでしょう。焼いた後、皮がむきやすくなります。

(懇談会開催日 平成22年5月18日)

                     <おわり>
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(わさび)みそばなし

し:最近、取扱が始まった翠工房さんの加工品シリーズですが、
  先日従業員全員で試食してみたところです。いかがでしたか?

ミ:おいしかったです。「わさびの茎」がザクザクと入っている感じで。
昔、早川のTさんが手造りしていて人気があった「わさび漬け」を
思い出しました。

ス:ミさんは「わさび」はダメだけど、「わさび漬け」はOKなんですよね。

し:私、「わさび漬け」は食べず嫌いだったんだけど、
今回食べたらおいしかったんですね。
翠工房さんは、「わさびの茎」はもちろん、
原料の「酒粕」も糸魚川産にこだわっているそうです。
ところで、皆さんは、「わさび漬け」をごはんのお供にされるんですか?

ス:そうですね。薄味の「わさび漬け」には、ちょっとお醤油をたらしたりします。
もう退職された市場OGの方が、「野沢菜」に「わさび漬け」をつけるとおいしい、
って言ってたのを思い出します。

マ:「たくわん」に「わさび漬け」をつけるのもアリですよね。

し:漬け物ミックス。アクセントになっていのかも。
 「わさび味噌」もおいしかった。やっぱり茎ザクザクで。
ちょっと甘辛で、酒肴にピッタリだと思いました。
三種
中央が「わさび味噌」

ス:他の二種もおいしかったんですが、特に「わさび味噌」の人気が高かったですね。
今回「わさび味噌」をお弁当のフライにつけて食べたらおいしかった。
きゅうりにつけて、「もろきゅう」にしたり、
出はじめ頃の「つぶ」につけてもおいしいと思います。


ヤ:出はじめの「つぶ」の「葉のところ」は食べられるんですよね。
柔らかいので。
つぶ
出はじめの「つぶ」

し:わさび味噌を使って変化をつけるのも楽しいかも。


マ:「ふきみそ」(ふきのとう+みそ)とか、酢味噌和え、ゴマ味噌和えなど、
春先はお味噌の登場機会が多いですね。


し:ところで皆さん、自宅でお使いの「味噌」の銘柄って決まっているんでしょうか。

マ:決まっています。横町のY商店さんのですね。
実家では青海のN味噌だったのですが、廃業してしまいました。

ス:わが家も同じです。横町のY商店さん。

ヤ:わが家は、ずっと上越にある業者さんのお醤油とお味噌なんです。
毎回上越まで買いに行っています。

ミ:大変ですね。うちは全国大手のMみそです。ずっと同じものを使ってます。

し;ふーん、うちは適当に手に入るものを使っているんですよね。
もっとも、うちは、あまり味噌を使わない家に入るかもしれない。

マ:昔は家でお味噌を造っていたものです。子供の背丈くらいのおおきな樽にいくつも。
味噌蔵には、その家のお味噌があった。日常使う分を甕(かめ)に移して台所において。
甕だと味が変わらないんですよね。

し:ありました。実家の台所の下に味噌の甕が。ミさんは?

ミ:私の実家でもたくさん造ってましたとも。
14人の大家族だったし、一日三食毎日お味噌汁でしたからね。
そのほかにも和え物など、いろいろな用途で使っていたと思います。
お味噌造りの時期には、ご近所中でお味噌を造ってました。

し:ふだん使っている味噌の銘柄を変えないのは、そのころの名残なのかもしれないですね。
ありがとうございました。

                                         <おわり>
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わさびばなし

し:早川「翠工房」さんからの「本わさび」の出荷が始まったこともあって、今日は「わさび」の話で。

ミ:すいません、私「わさび」は、一切ダメなんで。お刺身でも「お醤油」だけで食べてます。

し:そうなんだ。うーん、残念ですね。

ス:「わさび」といえば、私の主人の実家が糸魚川の中でも山奥の地区なんですね。
若い頃よく実家に連れて行ってもらったときに、湧き水のところに小さな「わさび」が生えていて。水がきれいなんだと思いますが、決まったところに生えるらしいです。それを摘んで「わさび漬け」を作ってもらって食べた記憶があります。かなり昔のことになりますが。

し:自然に生えるんだね、って当たり前か。
ホントの「天然わさび」使用。

ス:以前は上出のTさん、虫川のYさん、戸土が実家のMさんなんかが
「天然わさび」を出荷されていたものです。量的には少しですし、これもかなり前の話ですが。

し:「わさび」は、もともと日本原産のものだしね。地元にも当然あるわけで。

マ:私は子供のころに白っぽい「畑わさび」を見た記憶があるんです。緑じゃなくて白い。
それで「わさび漬け」をつくって、父が食べてましたね。お酒の肴にして。

し:また「わさび漬け」だ。自家用で日常的に作られていたんですね。
実家の食卓に上らなかった私は、あまり食べないのですが。

ミ:私、「わさび」はダメですが、「わさび漬け」は好きなんです。
「山海漬け」も好き。

し:「山海漬け」?

ス:「わさび漬け」に「数の子」、「魚」とか「大根」、「瓜」とかが入ったものです。「山」のものと「海」のものが一緒になってるという。どこのスーパーでも必ず置いてますね。

し:「わさび漬け」のアレンジですね。今度試さなくては。

「本わさび」の用途というと、どうしても「刺身」、「ざるそば」、「寿司」くらいしか浮かんでこないんですが。

マ:他の用途は思いつかないですね。「お刺身」買うと「わさびパック」が付いてきますからねえ。
なかなか別に買うところまでは...

し:全然違いますけどね。「本わさび」は。和食の料理人の方に伺ったんですけど、使うときに、
おろした後で包丁で細かく叩くんですって。そうすると辛味と粘りが増すそうです。

ミ:逆さにして、根っこの反対側からおろすと、辛いっていいますよね。

し:あと、生産者の方から、「わさび」を「お刺身」の醤油に絶対
溶かさないで、とも言われました。
「お刺身」の上面に「本わさび」を直接つけて、下面を醤油につける。
そうすると「本わさび」の風味が損なわれません。
「ざるそば」でも同じ。「そば」に直接つける。「つゆ」に入れない。

ス:生産者の方の思い入れが伝わってきます。心がけますね。

                       <おわり>

(注)白いわさび...「山わさび」と呼ばれる白い「わさび」があるよう
だが、話題中の「白いわさび」が、それかどうかは不明。

  上出、虫川、戸土...いずれも糸魚川市内の地名。
 
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山菜水煮ばなし

し:年末に集中して出荷される各種「山菜水煮」ですが、今年は出荷量が少なかったのか、全般に好値で取引されていました。

マ:「うど」、「うどぶき」、「わらび」、「ぜんまい」、「よしな」「あざみ」など。「お祭り」や「祝い膳」の時に「山菜の煮物」は
欠かせないものですね。

し:私は自分で使ったことがないので、よくわからないのです。
春に収穫した山菜を塩漬けにして保存しておいて、水につけて戻す
ということでいいでしょうか。

ミ:塩漬けの山菜をいったん煮ます。そのまま冷ましておき、
そのあと水にさらすんですが、何度か水を換えます。
 塩漬けの段階では重しで押された状態ですが、「戻し」の過程で又ふくらんできます。これが「水煮」として市場に出荷される状態ですね。
 「煮物」なら、戻した山菜を調味しながら煮付けてできあがりです。

し:山菜も何種類かありますよね。それぞれ別に煮るものですか。

ス:それはその家によるのでは。わが家は別々に煮てますね。
香りが移るということで。

マ:私は一緒に煮てますけど大丈夫ですよ。今回は「わらび」「うど」
「よしな」を煮ましたが、うまくできたと思います。

ヤ:うちは「フキ」だけで煮ました。ただ「山菜」は年中日常的に食べているので、あまり特別な感じはないですね。

マ:戻し方も重要で、戻し過ぎて「ぶよぶよ」になっても
おいしくないものです。

ミ:塩を出しきらないで、少し残し目にすると硬さがしっかりするんです。「わらび」は特に意識しますね。

ヤ:うちは戻した「わらび」を千切りにした「きゅうり」「人参」
「さざなみ」と浅漬けにして食べます。

し:一回塩漬けから戻したものを、もう一回漬け直すんですね。
戻さないでそのまま使ったらどうですか。

マ:それはとても食べられません。しょっぱすぎます。
塩の固まりみたいなものです。

ミ:今年は「山菜水煮」が、すごい人気で高値がついてましたけど、
出荷の状態にするまで、つまり山菜を収穫して、塩漬けにして、
また戻して、という一連の手間は、それは大変なものです。
高い値段が出て当然、という気もします。

ス:最近はこの辺でも山に熊がよく出ますからね。気をつけないと。

マ:お金もかかります。塩漬けの時に使う「塩」はものすごい量ですよ。

し:市販のものは原料が海外のものもあるようですけど、
  うちの市場に一般で出荷されるものは、間違いなく
 糸魚川産の山菜を使ってますよね。そういう部分で
 人気があるのもわかります。
 
 今後も需要期に、たくさん出荷いただくように呼びかけていこうと思います。
 ありがとうございました。

      <おわり>
 
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花野菜ばなし

し: 今回は「花野菜」のくくりで「ブロッコリー」、「カリフラワー」の
話を。
あまり「地元に伝わる食習慣」とかには登場しなそうな食材なんですけど。

ス: 今年はたくさん出荷されていますよね。特に「ブロッコリー」は。

し:「花野菜」は好物なので、うれしい限りです。

マ:地場産「ブロッコリー」はおいしいんですけど、わりと早く黄色くなってしまうんですよね。

し:収穫後の予冷をしてないからなのかな。うちの会社に予冷の設備が
あればいいんだけど。買ったらすぐ冷蔵庫へ。できるだけ早く調理してしまいましょう。

ス:茹でてから冷凍しておく手もあるみたいです。

し:うーん、野菜の冷凍って個人的には抵抗あるんですよね。
根拠は別にないんだけど。
茹でたものを冷蔵庫にしまって、数日かけて食べてます。
冷凍はいつでも食べられるのがいいのかもしれないですね。

ミ:「ブロッコリー」は「茎」もおいしいですよね。
外側の皮を厚くむいて、花蕾より長めに茹でてます。
そういえば「茎」がすごく大きくて、頭の「花蕾」が小さい「ブロッコリー」ってありますね。
どう見ても「茎」のほうが分量多いだろう、というものが。
品種なんでしょうかね。

マ:太い「茎」もぜひ利用してほしいですよね。
地場物でも「ブロッコリーの脇芽」を束ねたものが出荷されます。
「ブロッコリーの枝」という品名で。
あれが手軽でおいしいのでファンなんです。

ヤ:家で家族が「ブロッコリー」を栽培していますが、
脇芽はどんどん伸びてくるらしいです。

し:脇芽ではないんだけど似た形態で「スティックセニョール」という
別品種のものが市内でも作られてますね。

ところでもう一方の「カリフラワー」はどうですか。
地場産が出荷されていますが。

マ:味がなくて、なぜこれを食べるのだろうと思います。
酢漬けにしてみたりするんですが。

し:え、ヒドイ。
おいしいんですけどね。

ス:「ブロッコリー」のほうがそのもの自体の味がおいしい気がしますね。

し:同じ用途でどちらも利用できると思いますが。
「ブロッコリー」の方が彩りとしてはいいのかも。
「カリフラワー」にももう少し目をむけていただくことにして、
どうせなら同じレシピに両方コンビでどんどん使っていただきたいですね。

ブロカリ
同じ生産者による二品

                            (おわり)
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根菜ばなし

し:先日ブログで取り上げた「日野菜かぶ」。
「(ひやさい)かぶ」って何だろう、って調べたら、
滋賀県日野(ひの)町の特産で「(ひのな)かぶ」だった。
日野菜かぶ
弊ブログ10月19日付

ス:「かぶ」なんですね。見た目「二十日大根」の仲間かと思いました。
どうやって食べるんですか?

し:浅漬けや甘酢漬け、ぬか漬けなんかで食べるそうです。

ス:ふーん、知りませんでした。

マ:ちょうど「日野菜かぶ」と同じくらいのサイズの、
「大根」の早採りしたのを漬けるとおいしいんですよね。

ミ:そうそう、うるぬいた「大根」をね。えっ、「うるぬく」っていいませんか?
これ会津弁だった?

し:要は「間引き」ね。畑で作物が密集しすぎないように、
実が小さい段階でいくつかを採ってしまうんですね。

 そういえば、同じ日に「赤かぶ」も出荷されてましたね。

ミ:「赤かぶの漬け物」といえば岐阜高山の「千枚漬け」が名産ですが。
そんなになじみがない感じがします。

ス:「かぶ」の用途というと、つい「浅漬け」になってしまいます。
あとは「ポトフ」ぐらいでしょうか。
 前のお弁当(注)にときどき入っていた
「かぶの詰め物」は、おいしかったですね。
ひき肉とか椎茸がくりぬいた「かぶ」に詰めてあったものですが。

し:「かぶ」の葉っぱもおいしいんですよね。

ス:そうですね。でも、お店によっては、最初から葉を落として
売っているところもあります。
葉は、わりとすぐに黄色くなってしまうので。

ヤ:わが家の畑で作っている「かぶ」を使うときは、
よく洗ってから、皮をむかないまま調理します。
収穫してすぐだと、皮もやわらかくておいしいですよ。
採りたての「大根」もそう。皮のまま使います。

し:マクロビオティック。自家農園はいいですね。
最近は「蒸し野菜盛り合わせ」って外食メニューが
もてはやされているみたいですから。

ミ:うちの娘は「ゆで野菜」関係は、ほとんど電子レンジで
調理するっていってます。
 形も崩れないし、栄養も逃げないからって。
 ゆで卵もできるらしいです。

し:ゆで卵!ホンマかいな。
そういえば家の電子レンジに「根菜のゆでもの」って
ボタンがあったような。
今度試してみましょうかね。

(おわり)

(注) 前のお弁当...弊市場は、昼食に「おかず」だけのお弁当を業者さんに
発注しているが、昨年廃業のために業者の交代があった。
前の業者さん時代のお弁当のこと。
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かぼちゃばなし

し:先月、「長かぼちゃ」の「赤」をブログで取り上げたんです。
  たまたま、それを見た東京のある「お花の先生」から直接
送ってもらえないかという問合せが来たんですね。
生け花の展示会の時、飾りに使うってことで。
ちょっとびっくりしましたが。
長南瓜
弊ブログ8月13日付

ス:いろんな方がブログを見て下さっているんですね。

し:卸売市場は、一般の方に直接販売できません。
「赤長かぼちゃ」出荷生産者の方にそのまま先方をご紹介したんですけど、
確かにユニークな外観ではあります。
そういえば、「赤」じゃない普通の「長かぼちゃ」もこないだ出荷されてましたね。

ミ:「長かぼちゃ」は、おいしいんです。水っぽくなく、ポクポクって感じです。
皮が薄くて、種を含む部分が小さい、というか実が厚いです。
長南瓜
9月16日出荷分より

し:ふーん、「長かぼちゃ」も一度食べてみなきゃいけないですね。
ちなみに「かぼちゃ」を自宅で作られてる方、いらっしゃいます?

ヤ:はい、家で家族が作ってますけど、今年は、「かぼちゃ」と
「トマト」が枯れてしまったっていってました。
毎年普通に作っているんですが。
果菜類の栽培には、特に難しい気候の年だったのかもしれません。

マ:私も今年は「かぼちゃ苗」を2本植えたんですけど、
収穫前に蔓(つる)が枯れてしまって、結局4個しか収穫できませんでした。
未熟なまま仕方なく収穫したので、味もよくなくて、最悪でした。

し:収穫のタイミングも大事なんですね。

ミ:触ってみて、皮が固いものが完熟しているっていいますよね。

し:くだものだと完熟すると柔らかくなりますよね。逆パターンだ。

ス:あと種が大きいもの。実が入っている証拠です。
切ってみないと分かりませんが。
カット売りされているものでしたら見えますね。

マ:カット売りのものでしたら、断面に白い粉がふいているものを。
玉売りのものでしたら、生っている時に地面に着いていた部分が
色が変わっていますよね。
そこがガビガビになっているものがおいしいというのが
私の見分け方なんですが。

し:ガビガビ?

ミ:地面に着いていた時間が長くて完熟している
ということだと思います。
ガビガビ
「ガビガビ」のようす。マ:さんなら右側のを選ぶそうです。

し:なるほど。今後はもっと気をつけて「かぼちゃ」の色の変わった部分を見なきゃいけないですね。ありがとうございました。

                                   <おわり>
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