糸魚川青果卸売市場ブログ

小さな町の小さな市場よりおいしい旬の産物をご紹介いたします。

平成20年度地場生産者懇談会

 去る2月26日、当社主催の「地場生産者懇談会」を開催致しました。市内各生産組合の代表者、JAひすい、行政関連機関の各皆様にご出席いただきました。ご出席の皆様ありがとうございました。

資料

 当日配布した地場生産物関連の実績資料。品目別の単価推移など、のべ63ページにおよびます。当社事務スタッフの総力をあげて間に合わせました。毎年継続して作成しており、この体裁になって15年目になります。
 ただ、本当にお伝えしたいのは、数字ではなく、当社の地場物に対する「想い」なのです。

社長
当社社長木島 登よりご挨拶

小杉会長
園芸推進協議会小杉会長様よりご挨拶

質疑では、重油や資材の高騰に悩む生産現場の現状説明や、市場への要望、学校給食での地産地消への取り組み、地場物の消費拡大策など多岐にわたって熱心なご意見が寄せられました。

平成19年度の取り組みに対して2組の方を当社より表彰させていただきました。

社長賞
「社長賞」地場野菜全般 早川園芸組合様

「市場開拓賞」は(該当者なし)といたします。

功労賞
「特別功労賞」地場野菜全般 糸魚川園芸組合様

このあと懇親会に移りました。
懇親会
糸魚川駅前「膳処くろひめ」さんの和食を楽しみながら、さらに熱心な地場物談義、夢談義が繰り広げられました。
皆様、今年度もよろしくお願いいたします。
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かわりごはんばなし

専> 2月は地場物の出荷が少ない時期です。先月の「赤飯」の続きじゃないですが、「ごはんもの」でいきましょう。

ス> 「炊き込みごはん」は手っ取り早くて、いいですよね。家族にも人気があります。旬の食材を使えば、季節も感じられますし。春だと、「ピースごはん」。加工した「グリーンピース」じゃなくて、生「ピース」のほうですね。いろどりがいいんです。あと「菜の花ごはん」も春らしいですね。

マ> 「絹さや」の育ちすぎて大きくなったものは、さやが硬くてたべられないのですが、昔は中の豆を出して、「豆ごはん」にしてました。使い方としては、生「ピース」と似た感じかなと思います。

専> なるほど。他の種類で思いつくものはありますか?

ミ> 一般的ではないとは思いますが、実家(会津)では「里芋」を炊き込みごはんにして食べた思い出があります。ごはんのカサを増やすんですね。今ではもうやりませんが。食生活が貧しかった時代の話です。でもおいしいんですよ。

専> 「里芋」は切って使うんですね。すると、白いごはんに、

ミ> 白っぽい「里芋」ですね。まっ白いできあがりになります。お味噌をのせて食べてました。

ヤ> うちでは、「鶏肉」「油揚げ」「人参」「ごぼう」「しいたけ」なんかを入れた炊き込みごはんをおばあちゃんが作ります。「しょっぱいごはん」と呼んでますが。これはうちだけの呼び方ですね。

専> 「しょっぱいごはん」。すごい名前です。

ス> 家でよく作るのは「きのこごはん」ですね。季節に関係なく作ってます。

専> 具で使うのは「きのこ」だけですか?

ス> 「人参」「油揚げ」を刻んで入れますね。「きのこ」で必ず使うのは「まいたけ」「ぶなしめじ」ですね。あとは手に入るもので適当に。
「まいたけ」はごはんに香りが移るので重宝します。
原木まいたけ2

専> スーパーだと通年で常時3、4種類のきのこ類は確実に置いてますからね。

ス> 具材をしょうゆ味で煮つけて、煮汁をお米を炊く時の水に加えて炊き込みます。ごはんに薄く色がつきます。最後に具材を混ぜ込んでできあがり。

専> 具材は最後に混ぜるんですね。

マ> お米をしかける時に混ぜて、炊き上げるパターンのもあります。「栗ごはん」「たけのこごはん」など。
モーソ2

ミ> 具材の食感を残したい場合は、炊きあがりの「蒸らし」のときに具材を混ぜ込むといいですね。水煮を使った「山菜ごはん」がこれです。
わらび

あざみ

ヤ> 「しょっぱいごはん」も同じですね。

ミ> 市販の「炊き込みごはんの素」もいろいろありますからね。自分でいちいち一つ一つ具材を準備して、となるとなかなかできません。


専> 最後に具材を混ぜるパターンのものだと自分でも手軽にいろいろできそうですね。どうもありがとうございました。

                            (おわり)
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ふきのとう

 昨日は雨の「立春」でしたが、会社の周りの積雪がきれいに消えて助かりました。と、思ったら今朝は、また雪に。能生谷より「ふきのとう」の出荷がありました。

ふきのとう

天ぷらなどで。細かく刻んだ「ふきのとう」を混ぜ込んだ「ふきのとう味噌」も美味です。

ふきのとう2
山菜 | comments (2) | trackback (0)

温泉熱利用のハウス栽培〜大野悠湯クラブを訪ねて

 最近の原油価格の高騰は、園芸農業にも深刻な影響を与えています。冬季ハウス内の室温確保のための暖房に使われる重油の値上がりはその最たるもの。全国各地で節約のため、設定温度を下げる農家が多くあると伝えられる中、温泉熱利用で園芸に取り組んでいる組合が市内にあるとお聞きしたので昨日(3日)訪問してまいりました。
 市内大野の「大野悠湯(ゆうゆう)クラブ」さんです。
 「大野悠湯クラブ」は大野地区の退職者を中心としたボランティア17名の皆さんで構成されています。現在活動2年目で昨年は「ほうれん草」「大根菜」「タカミメロン」などに取り組まれたとのこと。今季はいちご「越後姫」の栽培に初めて挑戦されています。

ハウス外観
雪の中のハウス。横の建物は作業休憩所。場所は国道148号線沿い、「ホテル糸魚川」の隣接地。姫川の東側の河原にあります。

ハウス内
 畝の間に敷かれている黒いパイプがお分かりいただけるでしょうか。ここにホテルで使い切れない温泉水の一部を流して暖房の熱源とされています。

排水
 ハウス内をぐるっと循環して排水される温泉水。利用後の排水時でも60度以上の水温があるそうです。

斉藤会長
 ご自身でもご家族で施設園芸に取り組まれている会長の斉藤信夫さん。「話題になるのはいいんだけど、温度管理が難しくて。ハウスを増設するときは、糸魚川青果で出資していただけますか。(笑)」

えちごひめ
色づきつつある「越後姫」の一番果。じっくり時間をかけて甘みを蓄える品種です。

みつばち
受粉に使われるハウス内のミツバチ。白いトレーには、ミツバチの餌が入っています。

 現在は会員の皆さんが交替で栽培管理作業をされており(農業は初めてという方が過半数)、組合の主目的は「組合員の生きがい作りと健康づくり、地域の活性化」だとのこと。
 低コストでの施設栽培は、市場から見るとなんともうらやましいような環境ではあります。継続的な商品としての出荷は、現状ではまだ無理、とのことでしたが、市内に多くの源泉をかかえる糸魚川市。温泉利用のノウハウを蓄積して未来の特産品開発に、と夢が拡がる訪問でございました。


 
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