糸魚川青果卸売市場ブログ

小さな町の小さな市場よりおいしい旬の産物をご紹介いたします。

H21地場キャンペーンをふりかえる

し:昨日の「H21年度糸魚川の野菜を食べようキャンペーン」の
応募用紙の賞品別の仕分けと集計作業、おつかれさまでした。
今回は、ここまでのキャンペーンについて振り返るってことで。
感想でも、提案でも、悪口でも何でもけっこうです。

ミ:「地場産シールが、はがれにくい」という声を多く聞きました。
 うまくはがれなくて、破れたり、一部が欠けたりしたことが多かったのかな、と思います。
「某パンメーカーのお皿プレゼント」のシールのように、できれば
はがしてそのまま貼れるシールがいいですね。

し:うーん、もともとそういう用途を前提に作られたシールではないのでね。
「JAひすい」さんが、数年前に作って在庫されていたものを
流用させていただいたというのがウラ話です。
うまくはがせなくて、応募者の方が、シールを切り取って、テープで貼ってという手間は大変だったと思います。
一回はがしても、そのまま貼れるタイプのシールがあったら、もっといいですよね。

ス:賞品別の仕分けの時に気づいたのですが、高齢者の方で、
希望賞品を記入していない応募用紙が多かったと思います。
せっかくシールを集めたのに無効になるのは気の毒に思います。
最初から希望をとらないで、当選者に賞品を
勝手に割り振るのはどうですか?

し:地場産の農産物を多く賞品にとりあげたわけですけど、
賞品にとりあげることで、「地場でこんなものを作っているのだ」
ということをPRする狙いもあったのです。
「何でもいいから当たったらそれでいい」という応募者を
想定しにくかったというのもありますが。
 でも今改めて今回のポスターを見ると、「賞品を一つ選んで」
とは書いてないですね。
応募用紙には確かに明記してあるんですけどね。
ポスターだけを見て、賞品はどれかが勝手に当たるんだと
思い込んじゃった方がいたかもしれない。
反省点ですね。
ポスター

マ:事務所の窓口で、生産者の方に「出荷時の地場産シール貼付」を期間中お願いしたわけですが、
「シールを貼ると、(自分の出荷物が)きれいに見える」といって、
よろこんで貼ってくれている方が多くいらっしゃいました。

し:へえ、それは意外ですね。シール貼付については、私は生産者の方に、「お金にならない余計な手間をムリヤリお願いしている」
とばっかり思ってましたので。

ヤ:店頭でも地場シールが貼ってある商品に自然に目がいきました。
来年以降も今回のようなキャンペーンを続けて、
「この時期には、いつも何かやってる」
というように定着するといいと思います。

し:そうですね、今回のキャンペーンに携わった方々の意見を
よく聞いて、来年以降の取組みに反映できたらと思います。
ありがとうございました。
(懇談会開催日平成21年8月19日)
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サラダごぼうばなし

し:先日から、「サラダごぼう」の出荷が始まっています。
七澤くん(注:弊社地場蔬菜担当)から早川の組合に作付けをお願いしたものです。
今回はその出荷を記念して「ごぼう」で。
まず、家で「ごぼう」を作ったことがある方いらっしゃいますか。
いないですね。

マ:地場の登録品目に「ごぼう」は一応ありますが、今までは、ほとんど出荷されていないと思います。
記憶にありません。

し:そういう意味でも画期的ですね。

ス:「サラダごぼう」がほんとに生で食べられたらいいですよね。

し:七澤くんは生でも食べられないことはないっていってましたが。
アクがないって。
でも、そのままだとさすがに硬いので、さっと茹でたほうがいいと。
ところで「ごぼう」の皮に栄養があるっていいませんか?

ミ:私は「ごぼう」の「皮をむかない派」なんですけど、包丁の背で皮をこそげることはします。

マ:私は頭ではわかってても、皮はやっぱり剥いてしまいますね。
まあお好みでいいんでしょうけど。

し:「ごぼう」をどんな風に使われてますか。

ス:「きんぴら」はもちろんですけど、牛肉と合うので、牛肉と「ささがきごぼう」で卵とじの「柳川風」に。
すき焼きに入れてもいいです。

ヤ:かき揚げにも使いますよね。

ミ:うちでは、よく汁物に使いますね。タラ汁、豚汁など。
「サラダごぼう」の形を見ると、昔の「長にんじん」を思い出します。

し:「長にんじん」?それ何ですか?

ス:今出荷されている人参は「短根人参」ですよね。
あれが普通の「ごぼう」みたいに長くなったものを想像してもらえばいいです。
これ、かなり昔の話ですね。

し:ウン十年前。「長にんじん」はどうやって食べるんでしょう。

ミ:「短根人参」と同じです。年末の一時期だけ、袋に入って送られてきてましたね。
「長にんじん」は香りが強かった。私は好きでしたけどね。
栽培しにくいんでしょうか、いつのまにか無くなってしまいましたね。

し:食べてみたいですね、「長にんじん」。
あ、すいません、話がそれました。
「サラダごぼう」は、アクが無いだけでもサラダをはじめ、いろんな料理に使えそうですね。
私も、まず食べてみなくては。

                           (おわり)

* 懇談会後に「ごぼうサラダ」に挑戦しました。
その模様はこちらへ。
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キャンペーンばなし

専:地場野菜の消費拡大キャンペーンの告知をおこなっているところなんですけど、今までに消費者キャンペーンの類に応募して、当選された方いらっしゃいますか?
キャンペーンの業種は、問わないということで。

ス:某「動物の名前の大手ビール会社さん」の缶ビールのキャンペーンで、「折り畳み式レジャーテーブル」が当りました。シールを集めるものでした。缶ビールの包装紙が厚紙で、そのまま応募用紙に早変わりするという趣向で。

ヤ:かなり昔ですけど、某「袋入りインスタントラーメン」で「おもちゃのヘリコプター」が二度当たったことが。
空き袋の応募券を集めるものでしたね。

専:今回のキャンペーン立ち上げについて、いくつか参考にした事例があったんですが、その中でも知名度が圧倒的に高かったのが、某「大手パンメーカーさん」の「お皿プレゼント」でした。シールの点数を集めると、もれなく当たるという。

マ:誰でも一度は応募の経験があるんじゃないかという感じです。

ミ:私はお隣の(注)「ラックさん」の「住宅資材まつり」で、「焼山温泉ペア宿泊券」が当りました。

ス:それはスゴイ。かなり難しい確率では。

ミ:実は別の年に、同じ「住宅資材まつり」で、「赤倉温泉ペア宿泊券」が当たったことも。

専:すごいね。強い「クジ運」を持ってる。

ス:今回の地場キャンペーンにも応募したら当たるかも。主催者の従業員でもいいんですか?

専:応募要件を満たしていれば、特に制限は設けないつもりです。広く浅く、地場産の消費を呼びかける趣旨です。
できれば、普段地場物をあまり意識していない方々が、地場産を購入するきっかけになれば、とは思ってますが。
ところで、皆さんが自分で応募するとしたら、どの賞品を選びますか?


「H21年度糸魚川の野菜を食べようキャンペーン」賞品リスト

A. 糸魚川産 コシヒカリ 新米10kg    10本  
B. 糸魚川産  ジャンボ生しいたけ1kg  10本
C. 糸魚川産  越の丸なす   2kg    10本  
D. あぐりいといがわ汐路ぶどう園 ぶどう2kg 20本
E. 焼山温泉清風館 入浴券(一回券)4枚セット 10本
F. 糸魚川駅前 膳処くろひめ 三千円分食事券  5本
G. 糸魚川産 アールスメロン1玉           5本


ミ:A賞の「新米10kg」ですね。お米は毎日食べるものですし、10kgあれば助かります。

ス:私もA賞「新米」ですね。でも、すごく低い当選確率かも。

ヤ:私は家族が、「お米」や「生しいたけ」、「なす類」、「メロン」も作っているので、F賞の「膳処くろひめ食事券」でしょうか。

専:ヤ:さんは、家で作っているものを外すと、選択肢が少なくなっちゃう。まさか自宅の庭に温泉は出てないですよね。マ:さんは?

マ:わが家も農産物を結構作っているので、E賞「焼山温泉入浴券」か、F賞「膳処くろひめ食事券」あたりですね。

専:温泉は女性にウケが良いんですね。今、話に出なかった「B賞 ジャンボ生しいたけ」、「C賞 越の丸なす」、「D賞 汐路ぶどう園のぶどう」、「G賞 アールスメロン」についても、もちろんどれも劣らぬ逸品ぞろいです。
せっかくの機会ですので、どんどん地場ものを買って、どんどん応募していただきたいですね。

(注)「ラックさん」の「住宅資材まつり」...弊社東側に隣接する、建設、住宅資材の卸会社さん。毎年春の「住宅資材まつり」は有名で、子供連れの家族など多くの人で混み合う。
                        <おわり>
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春の豆ばなし

専:ものの本によっては「空豆」が今頃の旬の産物の代表みたいに取り上げられているんですけど、うちの旅物の「空豆」の入荷量はそんなに多くないですよね。

ス:どちらかというと、あまり買うことのない、お高い野菜のイメージですね。「空豆」を「つめの豆」っていいませんか?あら、言わない?

専:「空豆」の黒いところから「つめ」を立てて皮をむくからですかね。
糸魚川はあまり「空豆」を食べない地域性なのかな。

空豆
「空豆」。市場では「天豆(てんまめ)」とも。

ミ:そんなことはないでしょう。地場ものでは「一寸(ちょっと)豆」とか「皮豆」という名前で、大きい「サヤ」から取り出した豆だけを袋に入れたものが、たまに出荷されます。「サヤ」を取っちゃうと、カサがすごく減りますよね。

ヤ:豆類でよく食べるのは、「絹さや」ですね。家で作っていたので、収穫時期になると食べ切れなくて、追われるように毎日食べてました。今年は作らなかったのでそれはないですが。

さや袋
「きぬさや」

専:作ったり、作らなかったりするんですね。

ヤ:今年は何を作るかとか、何を増やして何を減らすかとかを家族で話し合って決めます。

専:家族会議で!

ヤ:作物を作るのは私の親ですけど、料理を作るのは私なので。要望を盛り込んでもらうんです。昨年作り過ぎたので、今年は「絹さや」はパスとなってしまいました。
 でも豆類は今の時期の食卓に「緑」を添えるのにいいんです。もう少し後の時期になると、「ほうれん草」とか葉ものに代わっていくわけですが。
 わが家はほとんど野菜を買わないで家庭菜園のもので済ませてますので、その時期時期で食べる野菜も変わっていきます。

専:野菜の自給自足だ。

ヤ:時期によっては、ですけど。なので、あまり野菜を買うことはないんです。

専:なるほど。で、「絹さや」は、どうやって食べるんですか?

ヤ:一度にたくさん食べる時は、ゴマ和えで。ちょっと柔らかめに茹でます。
ふだんは、みそ汁の実にしたり、さっと茹でてマヨネーズ和えなどで。

マ:わが家でも以前作っていたのでよくわかります。
花が咲いて、実が生りはじめると、わーっと採れるんですよね。
うちなら「絹さや」は「卵とじ」とか。 

ス:「絹さや」と「じゃがいも」のみそ汁もおいしい。あまり(絹さやの)量は食べられないかもしれませんが。

マ:「絹さや」を遅採りにすると、サヤの中の豆が大きくなります。「実(み)入り」と呼んでましたが、それを甘じょっぱく煮て食べてました。中の豆がこぼれないように、「スジ」は取りません。食べながら「スジ」を出していました。かなり昔の話ですけどね。

専:はいはい。「実(み)入り」の話題は、前にありましたね。

マ:子供の頃、「小豆」の若い、青いのを採って、サヤごと茹でて、歯でしごきながら「おやつ」に食べてました。
あんまり昔の話なので怪しいですけど、たしか、「ゆでぼや」と言ってたと思います。

専:「ゆでぼや」ですか。豆スナックの元祖ですね。
豆類は「枝豆」は言うに及ばず、酒肴にもいいですよね。
「モロッコいんげん」をオリーブ油でじっくり焼いて、塩とバルサミコ酢で食べるのが私のお薦めです。簡単で、おいしいんです。
いつのまにか「夏の豆」の話になってしまいましたけど、どうもありがとうございました。

                    (おわり)
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ぜんまいばなし

専:今回は恒例の「山菜ばなし」ってことで。

ミ:ヤ:さんの家は山菜を作っているとか。

ヤ:作っているというか、前の年に山に植えておいて、翌年その場所へ家族が採りに行くだけみたいですけど。

専:栽培というわけではなく?

ヤ:世話も何もしないわけですから。勝手に生えてきたのを採るだけ。地元に集荷人がいて、その人に渡すと結構いい小遣いにはなるみたいです。

ミ:うちの市場に出荷すればいいのに。山菜の出回りの順番でいうと、早い順に「コゴメ」、「ゼンマイ、山うど」、「わらび」、「ふき」など、といったところでしょうか。今は「ゼンマイ、山うど」が真っ最中ですね。
(注:懇談会は4月15日午後に行われた)

専:「ゼンマイ」ってそういえばブログで取り上げたことなかったですね。「干しゼンマイ」はよく出荷されますけど。

ス:生の「ゼンマイ」が出荷されることは、ほとんどありません。そのまま(干さないで)食べることがあまりありませんので。アクが強すぎます。茹でるとお湯が真っ黒になるほどです。

専:そうなんだ。つまり、いったん干したものをわざわざ戻してからじゃないと料理に使えないということですね。

ミ:専務さん全然知らないんだ。「干しゼンマイ」は以前、毎年作ってましたから、任せてください。まず「ゼンマイ」を採ってきます。「オス」と「メス」の「ゼンマイ」がありますので、「メス」だけを採ります。

専:山で見て、これは「メス」だってすぐ判るものですか?

ミ:明らかに姿が違うのですぐ判ります。「オス」は大きくて、ごっつい感じ。「メス」はほっそり、スマート。

専:よくわからないなあ。女の人だって大きい人もいるし。

マ:「ゼンマイ」の話ですよね、これ。「オス」は「コゴメ」にちょっと似た感じ。「メス」は先端のくるくるしたところに「ワタ」がついてます。

専:「オス」は採られることもなく野山にひっそり残されるんですね。

マ:そういうことになりますね。もっとも「ゼンマイ」は「干しゼンマイ」を作ろうとする人しか採らないと思います。

ヤ:で、「メス」を収穫してくると、ワーッと広げて家族みんなで「ワタ」を取る作業をします。

ミ:さっと茹でると、茶色に変わります。それから「ゴザ」の上に広げて、少量ずつ手で揉む作業をします。根気よく全量を繰り返し揉みながら天日で干し上げていきます。手が真っ黒になります。

専:途中で雨が降ったら困りますね。

ヤ:絶対に雨に当ててはいけません。カビが生えてしまうので。わが家では雨の日には車庫にいったんしまっています。
 晴れたらまた天日に広げて。揉む作業。これの繰り返しです。干し上がるまで晴天続きで1週間から10日ぐらいでしょうか。休まず続けます。黒っぽいチリチリした姿になったら出来上がり。

ミ:10kgの「ゼンマイ」からできる「干しゼンマイ」は1kgだそうです。

干ぜんまい1kg入り

専:すごい手間ですね。「干しゼンマイ」の単価が高いのも当然なんだね。この間「ゼンマイの煮物」を知り合いの方からいただいたんだけど、焼きそば食べるみたいにさっさと食べちゃった。ちょっと後悔。

ミ:知り合いの「ゼンマイ」干してる人はどんな高値でも売りたくないって言ってました。知り合いとか近しい人にあげて食べてもらいたいって。気持ちが入っているんですね。

ヤ:私が住んでいる百川(ももかわ)は「ゼンマイ干し」が有名なんです。季節の風物詩みたいな記事で地方紙にとりあげられたこともあります。「久比岐自転車道」沿いの舗道いっぱいにゴザを敷いて「ゼンマイ」を干しています。今の時季なら行けば見られますよ。

                    <おわり>

懇談会の後日、ヤ:さんが提供してくれた「ゼンマイ」。実際に見たら一目瞭然です。

♂
ごっつい「オス」

メス
「メス」ほっそり
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アスパラ菜ばなし

専:「アスパラ菜」は、地場産品の中でもわりと新しい作物なんですよね。ここ15年くらいかな。導入初期の頃、普及センターさんの作った「アスパラ菜をたべよう」っていうレシピが箱に入ってたのを思い出します。
 今年はうれしいことに地場の「アスパラ菜」が特に市内の小中学校の給食で積極的に使われているみたいです。調べてみたんですが、シチューや野菜炒めに入れたり、和え物などで使用されてました。その中には、「アスパラ菜のソテー」っていう(1)主役扱いのメニューもありました。

ヤ:地産地消ですね。子供のころに食べた物は印象に残りますもんね。

アスパラ
給食用に出荷いただいた「アスパラ菜」1.3KG

専:先日市外のお店でランチメニューに「アスパラ菜のスパゲティ」を見つけたので挑戦してみました。「アスパラ菜を加えたペペロンチーノ」でしたけど、おいしかったですね。まず地元の食材を使おうっていう心がいいじゃないですか。

ス:「アスパラ菜」は、味にクセがない感じですよね。用途が広い気がします。おひたし、炒め物、漬け物。

専:漬け物?

ス:市内で市販されてますよ。今度食べてみてください。

専:そうなんだ。試してみます。ところで「アスパラ菜」ってなんで「アスパラ菜」っていう名前なんでしょう。「オータムポエム」が正式な名前なんですよね。「アスパラ菜」は通称みたいなもので。「アスパラ菜」の方がどっちかというと呼びやすい感じですが。

ミ:名前の由来ですか?味や食感が似ているからじゃないでしょうか。トウが立った茎の部分についてですけど。

専:「トウが立った」?

ミ:花が咲く茎が伸びてきたことですね。「アスパラ菜」はその花茎を食べます。冬を越えて春先の花をつけるパワーをいただく感じですね。ちなみに花も食べて大丈夫です。

ス:「かきなばな」もそうですね。冬から春先に出回る野菜で「トウが立った」茎を食べます。。今はあまり見かけなくなりましたが、以前はこの時季になるとネットの袋に入った岐阜産のハダカの「かきなばな」をたくさん販売していたものです。今販売しているものは、FG袋に入った三重産の箱詰めのものが主力ですが。

専:ふーん、何となく「トウ立ち関連野菜」がありがたーく思えてきました。時季のものとして積極的に食べようと思います。ありがとうございました。

(1)平成21年2月17日。糸魚川小学校。
                          <おわり>
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病人食ばなし

専:幸い日ごろ病気とは縁遠い私なんですが、今日は「病気になったときに食べるもの」について伺おうと思います。

ミ:「カゼをひいたとき」の「おかゆ」みたいなものですか?

専:そうですね。子供の時よく言われたのは、病気の時は、とにかく「消化のよいもの」を食べろ、ということで。体に負担をかけないってことなんでしょうが。

マ:柔らかく煮た「おかゆ」なら体に優しそうですもんね。

専:カゼの時は、「たまごみそ」を「おかゆ」にのせて食べさせられたような。もう何十年も食べてないので、どんな味だったか忘れてしまいましたが。「たまごみそ」だったよな、確か。

ミ:そう、甘い「たまごみそ」はおいしいですよね。私は普段でもごはんと一緒に食べたりしますよ。ごはんにもピッタリなんです。加熱しながらお味噌にお砂糖と生卵を練りこんで作ります。

マ:昔、中の具が何もなくて、おにぎりの周りにお味噌をぬっただけの「味噌おにぎり」を食べてた記憶があります。今じゃ考えられないようなことですけど。

専:カゼの時は、「りんご」をすりおろして、布巾で絞った果汁もよく飲まされました。そのせいか今でも「りんご」はどこか消化が良いイメージがある。なんとなく甘いものほうが口に入りやすいということなのかな。病気のときは味もへったくれもないですからね。
 だいたい「おかゆ」、「おじや」、「ぞうすい」はどう違うんだろう。

ス:私個人の感じだと、塩味は「ぞうすい」、みそ味は「おじや」。味がないのが「おかゆ」。でしょうか。

専:まあ、区別はよくわからないですけど、柔らかく食べ易ければなんでもいいってことで。他にはどうですか?

ヤ:子供が「かぜ」の時は「鍋焼きうどん」を作って、食べさせてました。

専:「鍋焼きうどん」、ですか?

ヤ:調子が悪くても、それなら食べると言うので。本人が食べたいのなら何でもいいかな、と。とにかく食べないと体がまいってしまいますから。

マ:昔、カゼのときは、「葛湯」を飲まされていたと思います。

専:「くずゆ」?何ですか、それ。

マ:葛粉(くずこ)をお湯で溶かした、どろどろした飲み物です。お砂糖を入れて甘くします。

ス:片栗粉でもいいですよ。片栗粉と砂糖で。似たようなものです。

ミ:葛の根っこから作るのが「葛粉」、「かたくり」の根っこから作るのが「片栗粉」。「葛粉」もスーパー等で手に入ると思います。どちらで作ってもお腹に入っちゃえばまあ同じですね。

専:初めて聞きました。「くずゆ」ねえ。

マ:今は飲んでませんけどね。だいたい私たち主婦は、寝込んでも誰も食事を作ってくれないですから。自分で何とかしなくちゃいけません。いつもあるもので、手間をかけずに、さっと栄養が摂れる物がいいんです。「くずゆ」はそういう点で優れていると思います。

ヤ:ホント、そうですね。自分がカゼの時は、「お茶漬け」を作って、わざと時間をおいてふやかしてから食べたりしています。鍋を使わない「病人食」ですね。

専:「おかゆ」は鍋使うもんね。でも「お茶漬け」は消化よくないっていいませんか。

ヤ:自分の時はいいんです。とにかく手間がかからないのが優先なんです。


                   <おわり>
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なべものばなし

専:いろいろな媒体で「カレー鍋」がとりあげられてますね。このあいだ、わが家でやってみたんですけど。市販の「カレー鍋の素」で。

ス:「素」というか「鍋スープ」ですね。鍋に「スープ」をはって、具をいれてそのまま食べるっていう。

専:そうですね。出来合いですけど、さっとできて、簡単なんだ。

ミ:いろんな種類の「鍋スープ」が市販されてますよね。私も「カレー鍋」はテレビで見たような。今どきのハヤリみたいですね?

専:で、「カレー鍋」の味なんですけど、和風出汁(だし)プラスカレー風味みたいな感じで、想像してたのよりあっさりした仕上がり。おいしく食べられました。具も選ばないみたいだし、時々目先を変えるのにはいいかなと思います。と、いうことで今日は、「鍋もの」についてお聴きします。「鍋もの」ってあまり地域性がないようにも思いますが。

ミ:糸魚川市で「あんこう鍋」のキャンペーンをやってますけど、この地方にしかないというものでもないですしね。もちろん冬の「あんこう鍋」は文句なくおいしいのですが。

専:じゃ地域性に関係なく何かオススメの「鍋」ってありますか?家でよく食べる「鍋」とか。

マ:「キムチ鍋」をよくやりますね。わが家のは先ほどの「鍋スープ」じゃなくて、「キムチの素」と「お味噌」を加えて仕上げます。「キムチ鍋」も具を選びませんが、必ず「ニラ」を加えます。

専:辛味で全身が暖まりそうです。寒い時季には特に良さそうですね。

専:そういえばこの間、スーパーのチラシで「鍋物フェア」のところに「れんこん」が載ってたんです。あれっと思ったんだけど。「鍋」に「れんこん」もアリですか?

ス:聞いたことないですね。入れません。

マ:煮物じゃないですかね。

専:ついでに載せたのかな。

ヤ:「れんこん」をすりおろして、肉団子に加えるとふんわりした仕上がりになります。わが家では鶏ひき肉で肉団子を作ってよく鍋に入れてます。

専:ひき肉のダシっておいしいんだよね。

ヤ:あと肉団子にはおろし生姜も加えます。片栗粉少々で固めて出来上がり。具は適当にあるもので作りますが、野菜をどっさり入れて、子供には春雨を入れるのが人気です。コンソメをいれるので、洋風鍋ですね。鍋からとってそのまま食べるタイプです。

専:「カレー鍋」もそうですけど、そのまま食べるタイプはより簡単ですね。「水炊き」や「湯どうふ」だと、「ポン酢」などのつけダレを変えたり、薬味で変化をつけたりということがありますが。
 ところで「水炊きの素」とか「水炊き鍋スープ」というのはないのかな。
ないか。

マ:...「湯豆腐の素」がないように、それはどこにもないと思いますね、たぶん。

専:わが家で「鍋もの」をやると、鍋の種類を問わず、子供が食べる野菜の量に驚かされます。青果業界の身びいきっぽいですが、どんどん「鍋もの」をメニューに取り入れてほしいですね。

                             <おわり>

追記:この記事をアップ後に、スーパーで「水炊き鍋スープ」を発見いたしました。「湯豆腐の素」につきましては、改めて発見しだいご報告いたします。
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秋のきのこばなし

ミ:先日、小売の方から聞いたんですけど、買った「もたせ」に虫がいた、って苦情を言ってきた女性がいたそうで。

ス:野山に生えてたんだから、そりゃ虫がついてることもあるでしょう。工場などの屋内で作った「きのこ」なら虫はいないでしょうが。たぶん、今まで野生の「きのこ」を食べたことがない方だったんでしょうね。

ミ:お店から「虫だし」の仕方を教えてあげたそうです。

専:当社ルートからお買い上げいただいた商品への苦情を減らすために、ここで改めて教えてもらえますか。

マ:私くらいの歳だと常識なんですけどね。簡単に言うと「塩水に浸ける」ということです。「もたせ」でも「原木なめこ」でも「いしづき」の根元にゴミが着いてる事が多いので、切り落としますね。根元を切ったものから用意した塩水に放り込んでいきます。しばらく浸けておくと、付着していた葉っぱやゴミ、カサの中にいた虫なんかが浮いてきます。それを取り除いてから調理します。

専:どれくらいの時間浸けますか?

マ:いちいち計ってないですけど、20分くらいでしょうか。適当でいいです。ゴミ除去も細かいものまで気にしだすとキリがありません。ある程度のところで切り上げます。自然のものだ、ということで。

専:今までブログで「もたせ」や「原木なめこ」をどんどん食べましょう、なんて書いてきましたが、「虫だし」に触れなかったのは手落ちでしたかね。私の妻も知らないかもしれない。

ス:調理する時に加熱するわけだから虫は死んじゃいますけどね。まあ気分的なものもあって、私は必ず「虫だし」しますけど。

専:たいした手間でもないみたいですし、必ずやったほうがいいってことで。

マ:今は食べることが禁止されてる「耳茸」なんか、かつて出荷されていた頃は、カサの裏に虫がたくさんいることが多くて。「耳茸」買ったんだか「虫」買ったんだかわからない、なんて言われてました。それでも私は「耳茸のおみそ汁」が大好きだったんですが。

ヤ:私も大好きでした。食べられなくて悲しい。

ミ:今じゃ見向きもされなくて、山にびっしり生えたままになっているそうですよ。

専:今まで毎年食べてたのにおかしい、って言う人も多いんですが。県からの指導通知がきています。「耳茸」は食べてはいけません。

ス:「もたせ」のおみそ汁もおいしいですよ。ファンの多い「原木なめこ」より味はおいしい、という人がたくさんいます。家の裏で「ほだ木」に「しいたけ」を自家用に植えているのですが、「ほだ木」の周りに「もたせ」が生えてきたことがあって。食べきれないので、おしょう油で煮て食べました。それもおいしかったですね。

マ:「きのこ」のみそ汁には「なす」を毒消しに入れるっていますよね。「もたせ」と「なす」のみそ汁もおいしいです。

専:子供が「なめこ」のみそ汁が好きでさ。「原木なめこ」と「とうふ」のみそ汁なんて夢中で食べますよ。

ス:そうそう子供に人気。でも「なめこ」が嫌いという人にあまり会ったことがないですね。
 「原木なめこ」は一回に使う量ごとに分けて、冷凍しておくといいです。食べたい時にそのままおみそ汁に投入って感じ。

専:「虫だし」を忘れずに「秋のきのこ」の風味を楽しんでいただきたいですね。
                      (おわり)

(注)「耳茸」...「スギヒラタケ」のこと。2004年秋に腎機能が低下していた高齢者について食後の急性脳症の発症が疑われて以来、因果関係は解明されていないものの、腎機能に障害がない人に対しても摂食の禁止が新潟県より指導されている。
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柿ばなし

専: 今日は「柿」のことを伺おうと思います。今まで「柿」については、「江戸一(えどいち)」とか「富有(ふゆう)」とか、いくつかの品種をブログで取り上げてきたんですが、地場物だけでもたくさん種類があって、なかなか覚えられません。
江戸一
「江戸一」
富有2
「富有」

ス: 皮に黒いヒビ状の模様がある「江戸一」、平たい形の「富有」は甘柿ですね。他に甘柿では今日出荷されてましたけど「妙天(みょうてん)」、「三国一(さんごくいち)」なんかがあります。
妙天
「妙天」
三国一
「三国一」

マ: 「三門(みかど)」っていう甘柿もありませんでした?

ミ: ありましたね。最近見かけません。

専: 皆さん品種名を言うとパッとその絵が浮かぶんですか?

ス: ある程度は判りますね。ずっと毎年見てますからね。他に渋柿だと「八屋(はちや)柿」とか「八珍(はっちん)柿」などが。
「八珍」は普通さわして(焼酎漬けにして)食べますが、「八屋」はそのままおいておくと果肉がポタポタに変わってきます。それをそのまま食べます。
はちや2
「八屋」

専: 好きな品種ってありますか?

マ: 私は「江戸一」ですね。

ミ: 私もです。

ス: 私は「八珍柿」。さわして食べる渋柿で種がありません。

専: ヤ:さんは?

ヤ: 家に何種類か柿の木があって毎年食べてますが、名前を知らないまま「甘柿」ということで食べてましたね。今皆さんからそんなにいろんな品種名がでてきて驚いています。

専: 他にも今名前の出てきてない品種ってありますか。

マ: 子供の頃「まめ柿」って呼んでましたが、指先くらいの柿があったように思います。種ばっかりの。品種名はわからないのですが、雪の中に見たような。あと山奥の柿を採ってきて漬けた「渋柿」の「漬け柿」を家で食べていた記憶があります。

専: 「漬け柿」ですか。しょっぱ甘いって感じですかね。あまり聞いたことないですね。「たくあん」を漬ける時に「柿の皮」を一緒に漬けて風味付けする、というのは前にお聴きしました。
 ところで、これは「甘柿」、これは「渋柿」っていうのもパッと判るものですか?

マ: 大体わかるかなと思います。見れば。ちなみに果肉に黒いゴマ状の斑点があれば「甘柿」ですね。

ヤ: でも家の柿で、「甘柿」だと思って食べていくと最後のほうで渋かった、というものも時々ありますね。甘柿になりきれていないものが。

専: 皆さんお家に柿の木があるみたいですね。この間、新聞で都道府県別の「柿」購入額ランキングって記事がのってたんです。新潟県は最下位の5県に入ってたんですが、家になっているのを食べたり、もらったりするからお店では買わないのかなと思いました。逆に生産地でも贈答などで購入額が高い県もあったり興味深かったんですが。

マ: 確かに家にあれば、わざわざお金出してまで、という感じはあります。毎年そこそこの量を食べているとは思います。今でも晩秋に柿を軒に干す風景は珍しくないですよね。昔から身近にある果物、という感じです。

ミ: 干し柿はお茶うけに人気がありますよね。ほんとに甘ーいんですよね。地場でも出荷されますが。
干し柿2
「干し柿」

専: 野菜については「在来種」はほとんど絶滅寸前ですが、柿については土着の品種が残っているかもしれませんね。今年は注意深く地場柿の品種を見ていきたいと思います。ありがとうございました。
                                <おわり>

注)「八屋柿」...「蜂屋柿」という品種があるようだが、地場物の「はちや柿」と同一かは不明。今回は当社の品名登録表記によった。
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